先送りせず、テキパキできる人間になる11の方法
・人間は、先送りにしてしまう生き物である
やりたいことはいっぱいあるけど、腰が重い、勉強しなければいけないけど、後にしようかな。
人間、どんなささいなことでも、先送りにして後悔したことがあると思います。私もその一人です。
やろうとしても動けない、そんな葛藤からあなたを解放させる方法を考えてみました。
私が実践し、効果のあったものを載せています。ぜひ参考にしてください。
1 朝おきてすぐに行動する
われわれ人間は、物事に「優先度」を設けてしまいます。すぐやらなければならないこと。後でもいいこと。今日中にやられければならないこと。などなど
すぐやれない、なかなかできない、ということは、今やる必要がない、またはやらなくてもあまり問題ない、ということです。
これによって、優先度を決定してしまいます。
対処法としては、優先度を考えるより前に行動してしまえばいいのです。
朝一番の、まだこれから何をするか、悩んでいる、考えている、そんな段階に、もうやってしまえばいいのです。
あとからやろう、などどいう発想が生まれる前に行動できます。
2 気持ちのいい、「現状」から脱出する
おいしいお菓子を食べながら、ゆったり、テレビを見ている。気持ちのいいソファに寛ぎながら、漫画を読んでいる。ちょっと生きぬきのつもりが、パソコンでyotubeをずっと見てしまっている。などなど・・・。心地よいですよね。
ですが、この、「心地よい現状」から抜ける癖をつけておかないと、いつまでたっても、テキパキタスクをこなせません。
だからといって、じゃあどうすれば脱出できるんだよ、って話になってきますよね。
これには、いろいろな「決め事」をすることなどが効果的ですが、一番はやはり、まずは脱出することが大事、という心構えです。
一度脱出する癖がつけば、次の動作に移行しやすくなります。
効果的に脱出するアイデアに、アラーム法などがあります。こちらは後述します。
3 一つのタスクごとに「アラーム」をセットする
これはとっても効果的な方法です。私もよく使います。
たとえば、今からテレビを見る、という時に、終わらせる、けじめの時間をアラームセットします。
これはとっても効果的な方法です。私もよく使います。たとえば、今からテレビを見る、という時に、終わらせる、けじめの時間をアラームセットします。
ここでは、1時間とセットしたとしましょう。1時間後にアラームが鳴るわけです。こうすれば、1時間経った、とうことに気づかないという自体はまず起こりません。
さらに、自分で決めた1時間経ったのに、まだ見ようとすると、アラームをかけた努力が無駄になってしまいます。これは言い気分ではありませんよね。少なくとも、かけたことによって、テレビを見続ける、という行為に罪悪感が生まれます。
また、この方法にはまだ使い道があります。
逆に、あんまりしたくないことを頑張ってやろう、と思ったことにしましょう。これにも、時間を決めてアラームをセットします。
そうすることで、この時間までは頑張ろう、という身近な目標ができるわけです。果てしない目標だと折れてしまいがちですが、短めに設定する、終わりをあえて形にすることで、行動力を上げることができます。
4 やることを、「分解」する
人間、どうしてもタスクをまとめて一つの言葉に表してしまいがちです。たとえば、「明日は掃除をする」など。
これでは、「掃除」という項目が多すぎて、面倒くさくなってしまいます。具体的に、何の掃除をするのか。これが重要であり、分解する要素です。
例を挙げると、明日は、台所をキッチンハイターで白くなるまで掃除する。換気扇からやって、ガスコンロ、流し台の順に掃除する、掃除用具がないので、先にダイソーで仕入れる。電車で行く途中に、掃除の効率的なやり方、でyotube検索する。
ここまで分解すれば、掃除、というタスクがあいまいにならず、また、何から始めるか正確に把握しているため、何倍も動きやすくなります。
同様に「痩せるためにランニングをはじめる」。というタスクを決めたとしましょう。これではなかなかはじめられません。大きすぎます。
そのためには、服と、シューズが必要であり、インターネットでシューズとジャージを買う。メーカーはリーボックにする。注文して待っている間にルートを決める。ここまで分解しておけば動きやすいです。
どんどん分解できるクセをつければ、自然と、行動できる人間になります。
5 状況を「シャットダウン」ではなく「スタンバイ」にしておく
パソコンやスマートフォンにおいてもいえることですが、一からはじめようとする(電源が切れている)と、いざ使える状態になるまで、かなりの時間を要します。
「ああ、起動めんどくさいや・・・」なんて思ったこともあるのではないでしょうか。
そんなこともあり、PCやスマートフォンはすぐに動けるように、道具をあらかじめ準備して「スタンバイ」しておくわけです。
これですぐ動きますよね。
人間においても、似たようなことが言えます。
「明日朝起きたら、しっかり1時間資格の勉強をしよう」なんて夜中に考えたとしましょう。
こんな時は、寝る前に資格の勉強道具をちゃんとセットしておきましょう。なんなら、勉強用の作業用BGMまで準備しておけばいいです。目を覚まさせるためのコーヒーも置いておきましょう。
こうやって、キチンとスタンバイさせておけば、明日起きたときに、「めんどくさいな・・・」となりにくくなります。
6 「やりたこと」を増やしすぎない
前向きに、やりたいことを増やしていく、というのはよくあることですが、これが逆効果になることがあります。
やりたいことが増えるということは、「選択肢が増える」ということです。
たとえば、欲しいスマートフォンを買うときに、カラーが3色しかなかったら、選ぶのも早いでしょう。しかし12色あったらどうでしょう?大半の人は、悩む時間が大幅に増えるのではないでしょうか?
この悩んでいる時間が、「動けない時間」ということです。つまり行動しにくくなってしまうわけです。
やりたいことリストを作るのは、モチベーション維持にもいいと思いますし、悪いことだとは言いませんが、あまり書きすぎるのも良くないということです。やりたいことを「絞れる力」も大事です。
7「夏休みの宿題」症候群に気を付ける
夏休みの宿題というと、最終日の8月31日までため込んでいる人も多かったのではないでしょうか。
この少年期のクセが、やるべきことがなかなかできない、なかなか動ない人間の原因になっていることがあります。
というのも、この宿題を「最後に一気にやる」という危機感(ピンチ)に勝つ行為に「快感を覚えてしまっている」パターンが少なからずあるからです。
バイオハザードとか、サバイバルゲームなんかと似ています。危機感を無意識に求めてしまっているのです。
ヤバイ状況を自ら作り出し、それを解決するというプロセスが染みついてしまっています。
もし、子供の頃の思い出に心当たりがあり、現状もなかなか動けない人間になってしまってる場合は、要注意です。
まずは、現状を認識し、危機感を覚えなくてもやるように意識することからはじめましょう。
8 あえて、状況を「配置」する。
これは結構トリッキーな方法なのですが、やらなければ不便、あるいは困る、ように状況を配置してしまう方法です。
例えば、部屋に散らかったものをなかなか片づけられなかったとしましょう。
家に帰ったらどうしてもぐうたらしてしまう。テレビ見てたら寝る時間になってしまう。よくあることです。
この散らかったものを、朝出かけるときに一気に部屋の外、つまり玄関にドバァと置いておきましょう。
数分でぱぱっとでいいです。足の踏み場もないぐらいに広げておけばいいです。
帰ってきたら、まず片づけないと困ります。玄関ですからね・・・。宅急便すら受け取りづらいです。
この方法は、あくまでトリッキーな手法として捉えてもらえればと思います。
9 気持ちに、ある程度の余裕を持つ
ストレスだらけ・・、不安だらけ・・・、など、気持ちに余裕がない人というのは、行動がおっくうになりがちです。
例えばですが、いつも上司に怒られて、帰ったら妻が不機嫌な顔をしていて、子供は自分のことを臭いと嫌っている・・。こんなような状況で、「よし、英会話の勉強をしよう!」と思い立ったとしても、これ以上努力する(辛くなる)負荷をなかなか自分でかけることはできないと思います。
これ以上負荷がかかったらどうしよう・・・、つらくなったらどうしよう・・・と、これ以上余裕がなくなる状況が生まれることに自然と怯えてしまいます。
これでは、さらに行動しづらくなります。
このような状況が自分に当てはまると感じた場合は、まず自分の不安や、焦り、ストレスなどの原因に少し向きあうところから始めてみましょう。
解決できなくてもいいんです。違うアプローチで解消できる方法があるなら、そちらにも目を向けてみましょう。
気持ちに余裕ができてくると、案外サッと行動できたりするものです。
10 まるっきり「白紙」の状態からはじめようとしない。
どのような出来事においても、一からはじめる、というのには労力が要ります。
資料の作成、料理、野菜を育てる、などなど。
一からはじめようとせず、先人の知恵を生かしましょう。
野菜であれば、一から全部揃えて、種から作るのではなく、栽培キットごと一式買ってしまったほうが始めやすい場合もあります。
資料の作成も、一から準備するのではなく、似たような作成例を持ち寄って、参考にする、あるいは構成を真似る、一部を流用するなどしたほうが圧倒的に取り掛かりやすいです。
料理もクックパッドを見たほうが何倍も始めやすいです。
要は、ある程度のガイドがあったほうが始めやすいということです。動きやすさが格段にアップします。
11 「フィードバック」をもらえる状況にする
人間は、自分のやったことになにかしらに反応があると、嬉しくなるものです。
作った作品にコメントをもらえた。テストで100点取ったら誉めてもらえた。プレゼンテーションに興味を持って質問してもらえた。などなど。
自分の、動きたい事柄、やろうとしている事柄に、反応をもらえる状況を付ければいいのです。
ブロガーなら「明日から毎日記事書くよ!見てくれ!」と友達に言うだけでいいです。他人に宣言するだけで、大きなモチベーションが生まれます。
見て感想をもらえるかも、というフィードバックの期待によるやる気が増すのです。
やはり、自分のやっていることで、何かしらの反応を貰えるというのは重要です。
このブログにも、よかったらコメントを残してやってください。笑
いかがでしたか?参考になりましたでしょうか。書いてあること全部を実践する必要はありません。
一つでも、できそうなことから初めていけば、夢のテキパキ生活に一歩使づけますよ。
人生はあっという間、思い立ったら行動しよう!