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SNS業界の現状はどうなっているのだろうか?浅い歴史とバーナーズ・リーの存在

 

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・現代におけるSNS

 

 2016年現在、SNSはビジネスをはじめ、さまざまな場面でのコミュケーションツールとして発展を遂げることとなった。このSNSのひとつであるブログ[ ウェブをログするという意味のウェブログを略した言葉。]は、WWW[ World Wide Webの略。インターネット上で提供されるハイパーテキストシステムのこと。]の開発者であるバーナーズ・リーが1992年に初めてシステムを構築し、利用したと言われている。

その後2003年に利用料が無料のレンタル式ブログが初のサービスを開始し、爆発的にブログを利用するユーザーが増加した。

これにより、SNSというサービスシステムがライトユーザー層にも一般的なものとなった。

 さらに、ユーザー同士のコミュニケーションにより重点を置いたSNSである、mixiFacebookGREEなどが登場したのも、今からほんの10年前の2004年のことである。(2ちゃんねるなどの掲示板サービスは以前から存在した)

当時は、単純にSNSを作る、というシンプルな人と人を繋げるためのサービスであったが、人と人とを繋げることに重点を置いたため、利用ユーザー数は連鎖的に増加することとなった。

また、日本では携帯電話向けのサービスに重点を置いたこともあり、同時期に携帯電話を不特定多数に対してのコミュニケーションツールとして使うユーザーが爆発的に増加した。

 

 

・アップルによって開かれたスマホの時代


 のちの2007年にはアップル株式会社のiPhoneが発表され、スマートフォンの時代がやってくることとなった。

日本でも、2010年~2011年にかけてスマートフォンが急速に普及したことにより、従来の携帯電話向けのSNSは転換期を迎えることとなった。

ボタン式のシステムがタッチパネル式に変わり、通信は大容量転送の通信システムが確立され、従来のSNSはシステムを変更、あるいは追加せざるおえなくなったのである。

また、この時期に合わせて、スマートフォン向けにサービスを開始させたものにLINE株式会社のLINEなどが挙げられる。

 近年では、そのSNSの既存の基盤を軸とした新しいサービスが登場している。

具体例としては、キュレーション[ 人の手によって情報やコンテンツを収集、整理し、それを元に新たな価値を付けて共有すること。]サービスやクラウドソーシング[ インターネットを利用して不特定多数の人に対して、業務委託や受注をするwebサービス、またはアイデア、コンテンツなどの総称。]などの不特定多数の人に共有や委託をするサービスが挙げられる。

 各国々の企業や公的機関などの様々な分野や場面においてもSNSの導入が行われている。具体的には、日本の首相官邸においても、SNSを利用した情報の発信が行われている。

その他社内でのコミュニケーションツールとしてや、支店ごとでの地域格差の解消のためなどに、多くの企業が社内SNSの導入を進めている。

 

SNSの利用率


 また、現在の日本でのSNS利用者は、約5487万人(2,013年12月末)であり2,016年末には6870万人に達するとされている。

 さらに、ICT総研による、2013年5月実施のアンケート調べでは、約55%の人が何らかのSNSを利用している、と回答している。

最大のシェアを誇るLINEは、スマートフォン利用者の約半数が利用しているということである。最低でも、スマートフォンを所持している2人のうち1人が何らかのSNSを利用しているということである。この利用率は、今後数年で更に加速してくと予測されている。