Zest Blog

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スマートフォンゲームが発展した背景

スマートフォンゲームが大きなビジネス市場となった現代の日本、
多くの大手企業も参入している新しい市場に注目しました。

 

 

 

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スマホ向けゲームが流行る日本


 近年のスマートフォンSNSの発展に伴い、ユーザー登録数、利用率の急増が起こっているのが、スマートフォン向けアプリゲームやブラウザ起動型ソーシャルゲームである。(ソーシャルの要素をアプリに組み込んだ複合型も存在する。)

これは、一般的にまとめてソーシャルゲームと呼ばれている。

 ソーシャルゲームとは、主にSNS上で提供されるオンラインゲームやブラウザゲームのことであるが、スマートフォン向けアプリゲームであるガンホー・オンライン・エンタテイメント株式会社のパズル&ドラゴンズや株式会社ミクシィのモンスターストライクなどもメディアなどで一般的にソーシャルゲームと呼ばれている。

 

 

・戦場はPCからスマホ


 以前から、アドビシステムズ株式会社のFlash player等を使ったブラウザ起動型ゲームは、一般的なデスクトップPC用に存在したが、2005年~2006年に株式会社ディー・エヌ・エーGREE株式会社が携帯電話向けにサービスを開始したブラウザ起動型のソーシャルゲームが大ヒットとなり、携帯電話しか持たないライトユーザー層にもソーシャルゲームが浸透することとなった。

 また、ブラウザ起動型ソーシャルゲームは、一般的なデスクトップPC等でも技術的にはプレイすることが可能であるが、運営側にスマートフォンでしかアクセスできないように制限されていることが大半である。これには、PCによる大量起動や不正行為(チート使用)を未然に防ぐというためという理由もある。

 2010年~2011年ごろになると、国内でスマートフォンが急速に普及しだしたことにより、従来の携帯電話向けゲームは転換期を迎えた。

これは、電話から進化と遂げたフューチャーフォンと、PCから進化を遂げたスマートフォンでは、構造が根本的に異なり、従来のシステムが起動できないからである。最大の違いは、物理キーの操作から画面のタッチ操作に切り替わったことが挙げられるだろう。

また、これにより、携帯電話向けゲームの市場に新規参入の機会が生まれたとも言える。

・パズドラの登場


 2012年には、現在では3000万ダウンロードを突破しているスマートフォン向けゲームアプリである、パズル&ドラゴンズがサービスを開始した。

この運営元であるガンホー・オンライン・エンタテイメント株式会社は、以前まではPC向けオンラインゲームを中心に運営していた企業である。

 また、2012年時点ではスマホ市場経済規模が3072億円だったのに対し、2013年時点で5468億円にまで規模が増加している。2012年~2013年の一年間で約1.8倍にも増加しているのだ。

この経済規模は2014年には6584億円に達すると予測されており、今後さらに消費が増え、活気づく市場であると言えるだろう。